草刈民代の学歴・経歴・生い立ち〔大学 高校 中学校 小学校〕

元バレリーナでバレエ引退後、44歳で女優に転身した草刈民代さん。
バレエダンサー時代に映画『Shall we ダンス?』で主演を務めました。
この記事では草刈民代さんの学歴、経歴、生い立ちについて紹介しています。

草刈民代の学歴

草刈民代の小学校

草刈民代さんの出身小学校は 川村小学校

1965年5月10日、東京都新宿生まれ。父親は印刷会社「中央精版印刷」を経営。3人姉妹の長女で、印刷会社は妹が継いでいます。父方の祖父は元中央精版印刷社長でした。

俳優の草刈正雄さんとは同じ名字なだけで、血縁関係はありません。

入学した川村小学校は、東京都豊島区目白二丁目にある私立の女子校で、草刈さんは幼稚園から川村幼稚園でした。
お嬢様学校として知られ、出身者には梅宮アンアンさん、海老名みどりさんなどがいます。

子供の頃は気分屋で何でもやりっぱし、出しっぱなしで、小学校では集団行動が苦手で協調性がなく、通知表にはいつも「落ち着きがない」と書かれていたといいます。

小学2年生の時、1972年札幌オリンピックのフィギュアスケートのジャネット・リン選手を演技を見て心を惹かれ、幼稚園の時に経験したバレエの体験レッスンにと重なり、1973年に小林紀子バレエアカデミーに入門してバレエを始めました。
入門直後から「プロのバレエダンサーになる」と決意し、台風で学校が休校に日でもレッスンに通ったといいます。

草刈民代の中学校・高校

草刈民代さんの出身中学校・高校は 川村中学校・川村高校

中学校、高校も川村学園系列の同校に進学。住所は小学校と同じ、豊島区目白で偏差値は中学校が45、高校が49。

中学1年生の時に橘バレエ学校に入学。中学時代はバレエ漬けの生活で、深夜までのレッスンの翌日はよく学校を遅刻し、出席しても披露から授業中はよく寝いてたといいます。

高校1年生の時には、日本屈指の名門「牧阿佐美バレヱ団」に入団。
バレエがのレッスンが忙しく、次第に学校に行くのが億劫になり、高校はわずか1ヶ月で中退しました。

草刈民代の経歴・「Shall we ダンス?」で映画初主演し大ヒット

デビュー後は、バレエ団の主役クラスを演じるダンサーに成長。
1987年には全国舞踊コンクール第一部第一位になり、文部大奨励賞、村松賞(舞踊部門)などを受賞。
1990年にはソビエト文化省招聘で、海外で初めて公演を行いました。

1996年1月、30歳の時には映画『Shall we ダンス?』で役所広司さんとW主演を務め、初映画出演及び初主演を果たしました。
椎間板ヘルニアを発症して1年間踊れない時期があり、そんな時に『Shall we ダンス?』の出演オファーをもらったそうです。
監督が主演女優を探して周囲に「踊れる人いない？」と周囲に聞くと、1日で3人の人が草刈さんを上げたといい、オーでションに呼ぶと「近づけない バリア」のようなものがあったことから、起用することにしたといいます。

草刈さんは同映画の演技で、第20回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞、新人俳優賞を受賞。
役所広司さんも最優秀主演男優賞を受賞し、竹中直人さんは最優秀助演男優賞、渡辺えり子さんは最優秀助演女優賞。
周防正行監督は、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞し、映画も最優秀作品賞するなど、日本アカデミー賞の全13部門を制覇しました。

草刈さんはその後も、バレエダンサーを続け、2001年には憧れていたという『カルメン組曲』へ出演。
2005年、40歳からは自身でプロデュース公演も手がけ、2009年、43歳のと時にバレリーナとして現役を引退しました。

44歳で女優に転身

バレリーナ引退後は女優に転身し、2010年の大河ドラマ『龍馬伝』の坂本幸 役でドラマ初出演。
2012年9月から放送されたNHKドラマ『眠れる森の熟女』でドラマ初出演を果たしました。
同年10月に公開された主演映画『終の信託』 では、第36回日本アカデミー賞・優秀主演女優賞しました。
以降はドラマ中心に出演しています。

当初は個人事務所で活動していましたが、2016年にオスカープロモーションに移籍し、2020年にはワタナベエンターテインメントに移籍しました。

草刈民代の結婚や夫、子供

草刈民代さんが結婚したのは1996年、30歳の時でした。
夫は映画『Shall we ダンス?』で監督を務めた9歳年上の周防正行さん。

周防さんは、映画のオーディションの時には「近づけないバリア」を感じていましたが、1年半ほどの撮影期間で信頼関係を築き、映画が完成後に帰るタイミングが一緒になったことをきっかけに食事に行くようなったといいます。
その後、毎日電話をする関係になり交際がスタートし、お互いに交際1ヶ月で結婚を決めました。
子供はいません。