2度のオリンピック出場経験がある元フィギュアスケート選手の鈴木明子さん。
この記事では鈴木明子さんの学歴、経歴、生い立ちについて紹介しています。
鈴木明子の学歴
鈴木明子の小学校
鈴木明子さんの出身小学校は 豊橋市立花田小学校
1985年、愛知県豊橋市生まれ。実家は割烹料理店を経営。兄弟はおらず一人っ子。
父親は料理人、母親は女将さん。店はいつもお客さんににぎわう繁盛店で、両親はいつも忙しく働き、物心ついた時から夕食は店のカウンターで食べるのが普通だったといいます。
母親は習い事に関して熱心で、1歳1ヶ月から親子スイミングを始め、3歳からピアノ、その後は書道、絵画などを習っていたそうです。
フィギュアスケートを始めたのは、小学校に入学した6歳の時でした。
当初はただの習い事の一つでしたが、スケートが好きになったことから、スケート1本に絞ったといいます。
学校では明るく活発は優等生タイプで、クラスで揉め事があるのとても嫌で「だったら私が仲裁しよう」学級委員も務めたといいます。
4年生からは放課後に毎日、電車で片道45分かかるスケートリンクへ通い、6年生の時にはジャンプの指導に定評がある長久保裕コーチが仙台で開催した1週間の夏合宿に参加しました。
鈴木明子の中学校・高校
鈴木明子さんの出身中学校・高校は 名古屋経済大学高蔵中学校・高校
愛知県名古屋市瑞穂区高田町三丁目にある男女共学の私立学校。
中学校の偏差値は50、高校の偏差値は43~55。
高校の設置学科は普通科と商業科。
出身者にはタレントの堀江しのぶさん、ミュージカル俳優の松元恵美さんなどがいます。
中学時代に頭角を現し、1年生の時、1997年10月に初開催された第1回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会のAクラスで3位に入りました。
高校1年生の時には、全日本フィギュアスケートジュニア選手権で2位、全日本選手権で4位入賞。2年生の時にはジュニア特別強化選手に指定され、ジュニアGP・SBC杯で優勝、ジュニアGPファイナルでは3位に入りました。
鈴木明子の大学
鈴木明子さんの出身大学は 東北福祉大学 総合福祉学部社会福祉学科(偏差値40)
宮城県仙台市青葉区国見一丁目に本部がある私立大学。
高校時代にジュニアGPシリーズに出場するようになってから、夏休み期間中は仙台に滞在して長久保コーチの指導を受けていたことから、2003年に仙台のは東北福祉大学に進学し、長久保コーチの自宅に下宿して指導を受けるようになりました。
初めて親元を離れて暮らす環境の変化などから、摂食障害を患い、体重はわずか3ヶ月で体重が48㎏から32㎏まで16kgも落ち、普通に歩くことも大変で半年以上スケートを滑れない状態になり、2003年にエントリーしていたスケートカナダは出場を辞退。
復帰には10ヶ月かかり、2004-2005シーズンから競技に参加。
一度強化選手の指定を解除されましたが翌シーズンに再指定され、2006-2007シーズンのユニバーシアード冬季大会で優勝しました。
大学卒業後の2007年4月からは、長久保コーチのいる名古屋の邦和スポーツランドに所属し、同施設を運営している会社の契約社員になりました。
鈴木明子の経歴・オリンピックに2度出場
2007-2008シーズンの全日本選手権では5位入賞。
2008-2009シーズンではフィンランディア杯では優勝し、全日本選手権では4位、
24歳で迎えた2009-2010シーズンで、初出場のGPファイナルでは3位に入り、全日本選手権では初の表彰台となる2位となり、バンクーバーオリンピック代表に選出。
2010年2月のバンクーバーオリンピックでは、SPででミスもあり11位でしたが、フリースケーティングでは7位となり、総合で8位入賞を果たしました。
2010-2011シーズン、GPシリーズでは、中国杯、ロシア杯共に2位、2年連続のGPファイナルでは4位、全日本選手権では着氷ミスが響き4位。
2011-2012シーズンは、SP及びトータルスコアで当時の自己ベストをマークし2年ぶりのGPシリーズ優勝、3年連続のGPファイナル進出を決め、GPファイナルでは2位に入り銀メダルを獲得。
全日本選手権では浅田真央さんに次いで2位になりました。
2012-2013シーズンの全日本選手権ではSPで首位に立ちましたが、フリーではジャンプのミスや回転不足が重なり、総合4位。
2013-2014シーズンの全日本選手権では、SPで2位発進でしたが、フリーでGOEでマイナスが一つも付かない会心の演技を披露し、過去13回出場した同大会で悲願の初優勝を果たし、28歳で2014年ソチオリンピックの代表に選出。
28歳での代表選出は最年長記録となっています。
2014年2月のソチオリンピックでは、団体戦でフリースケーティングに出場し、日本代表団体としては総合5位。
個人ではSPではミスが出て8位、フリーでも転倒し総合でも8位となりました。
2014年3月の世界選手権では総合6位となり、29歳での世界選手権入賞(8位以内)は日本人最年長記録でした。
この大会を最後に引退を発表。
引退後は2015-2016シーズンに、本郷理華選手のショートプログラムで振付師としてデビューしました。
鈴木明子の結婚や夫、子供
鈴木明子さんは2017年2月に、小学校の同級生と結婚。
夫は鈴木さんの実家の料理店の常連で、引退後にの2015年秋に18年ぶりに再会。
夫は外資系の会社に勤務していて、海外生活が長く当初は鈴木さんがフィギュアスケート選手だたこと知らなかったといいます。
夫の一目惚れがきっかけで交際をスタートさせ、2016年夏に婚約し、2017年に入籍しました。
しかし、翌年の2018年10月に離婚を発表。
離婚の理由については鈴木さんは、
『仕事ばかりになっていた』
『歩み寄れないか、探ってきましたが答えが見つからなかった』
と語りました。
子供はいませんでした。
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