船越英一郎の学歴・経歴・生い立ち〔大学 高校 中学校 小学校〕

二時間ドラマの帝王と呼ばれた俳優の船越英一郎さん。

父親は俳優の船越英二さんですが、当初は俳優志望ではなく、監督志望でした。

この記事では船越英一郎さんの学歴、経歴、生い立ちについて紹介します。

船越英一郎の学歴

船越英一郎の小学校

船越英一郎さんの出身小学校は 湯河原町立湯河原小学校

本名は船越栄一郎（読みは同じ）。 父親は俳優の船越英二さん、母親は女優の長谷川裕見子さんで芸能一家、弟と妹がいる長男。

神奈川県足柄下郡湯河原町出身で、実家は旅館を経営。

旅館は妹が継ぎましたが、その後、廃業しています。

父親は東京で仕事をしていたため、帰ってくるのは月に1度ほど、士官学校を出ている元軍人で厳しく、子供の頃は父親とは敬語でしゃべっていました。

両親の仕事は会社員と聞かされていて、子供の頃は父親が俳優であることは知らず、テレビは1日30分しか見せて貰えず、父親の出演したドラマは見たことがなかったそうです。

小学3年生の時に、父親と一緒に映画館で父親の出演した映画「ガメラ対大悪獣ギロン」を観てスクリーンに映しだされた父親にびっくりして立ち上がり、その時は初めて父親が俳優である子を知ったといいます。

船越英一郎の中学校

船越英一郎さんの出身中学校は 湯河原町立湯河原中学校

中学時代は科学部に所属して部長も務めました。

生徒会でも活動し、生徒会長も務めたといいます。

船越英一郎の高校

船越英一郎さんの出身高校は 日本大学三島高校(偏差値48～62)

静岡県三島市文教町にある男女共学の私立高校。

出身者には俳優の柴田恭兵さん、タレントの勝俣州和さん、アナウンサーの渡辺和洋さんなどがいます。

高校時代は演劇部に所属。

高校は男子部と女子部で校舎が別々で、男女が一緒の部として演劇部に入ったといい、部長も務めました。

船越英一郎の大学

船越英一郎さんの出身大学は 日本大学芸術学部 映画学科(偏差値50)

大学には映画監督を目指して、映画学科に入学しました。

しかし、どうやって映画監督になればいいいのかわからず、日本映画が斜陽と言われていた時期で映画関係の就職先もなかったそうです。

そんな頃、芸能界で佐藤浩市さんや中井貴一さんが活躍し始めて「2世ブーム」が訪れ、船越英一郎さんにも声がかかり、俳優を足掛かりにもらったギャラで自主映画をを撮って映画監督になれたらと考え、俳優デビューを決意。

俳優になることには父親は大反対で

『お前には何の才能もない』
『やったとしても3年でいなくなるからそれ以上はしがみつくなよ』

と言われたといいます。

大学在学中の1982年7月、ドラマ「父の恋人」(TBS)で俳優デビューしました。 >

船越英一郎の経歴・生い立ち

デビュー当時は2世ブームの波に乗れず、泣かず飛ばずで、1986年にはロックミュージカル劇団「MAGAZINE」を主宰し、脚本と演出を担当。

ドラマを中心に出演し、2時間ドラマでは多くの作品でヒロインのパートナー役などで準主演を務め、2003年1月に「火災調査官・紅蓮次郎」(テレビ朝日)で2時間ドラマ初主演。

2時間ドラマ、サスペンスドラマの出演の多さから「2時間ドラマの帝王」や「サスペンスドラマの帝王」、「ミスター2時間ドラマ」などと呼ばれました。

2004年にはバラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」（日本テレビ）内の「ゴチになります!」にレギュラー出演。

2007年4月から放送された「その男、副署長」で連続ドラマ初主演を果たしました。

デビュー25年目で46歳の時でした。

2017年4月からは情報番組「ごごナマ」のMCを担当。

自分で劇団を主宰し演出はしていましたが、舞台には出演したことはなく、2023年10月からの舞台「赤ひげ」で初舞台・初主演を務めました。

舞台に出演しなかった理由については、

『ずっと逃げていた』

とコメントしました。

父親との共演話は何度かあったそうですが、船越英一郎さんが頼み込んでも、

『お前と一緒だと私は本来の力が出せない。お前が気になって。そんな責任の持てない仕事の仕方はしたくない』

と断られ、結局1度親子共演はありませんでした。

船越英一郎の結婚と離婚

船越英一郎さんは2001年6月、40歳の時に3歳年上の女優・松居一代さんと結婚。

松居一代さんは1996年に離婚していて再婚、12歳の息子もいました。

馴れ初めはドラマでの共演で、松居一代さんからのアプローチで交際に発展したといいます。

2016年には別居し、船越英一郎さんが離婚を決意したと報じられました。

2017年には松居一代さんが船越英一郎さんが不倫をしていると告発しましたが、船越英一郎さんはこれを否定。

その後、船越英一郎さんが松居一代さんのDVを理由に離婚調停を申し立て、2017年12月に離婚調停が成立しました。

2018年にはテレビ番組で再婚について聞かれ、

『懲りてないですよ』

『できることならば、明日にでも』

と話しています。

2022年1月、61歳の時には22歳年下の女優・松下萌子さんとの熱愛が報じられました。