漫画家でテレビやラジオではコメンテーターも務めるやくみつるさん。
高校を卒業して大学に入るまでは漫画とは無縁でした。
この記事ではやくみつるさんの学歴、経歴、生い立ち、漫画家になったきっかけなどについて紹介しています。
やくみつるの学歴
やくみつるの小学校時代
やくみつるさんの出身小学校は 世田谷区立深沢小学校
1959年3月12日生まれ、東京都世田谷区出身。本名は畠山 秀樹(はたけやま ひでき)。
父親、母親共に秋田県出身。妹がいる2人きょうだいの長男。
小学校は東京都世田谷区新町1丁目にある公立の深沢小学校に入学。
両親は特に教育熱心というわけではありませんでした、成績はよかったといいます。
しかし、小学3年生の頃の担任にヒスティックところがあり、そりが合わずヤンチャになってしまい、女の子ちょっかいを出しては母親が謝罪に行くということが何度かありましたが、5年生になって担任が変わると意識も変わり、いい生徒に変わったといいます。
好き嫌いがあり、給食は苦手でした。
特に肉の脂身がダメで牛乳で流し込んでいたといい、食べ終わるまで居残りさせらて辛かったといいます。
やくみつるの中学校・高校時代
やくみつるさんの出身中学校・高校は 桐蔭学園中学校・桐蔭学園高校
神奈川県横浜市青葉区鉄町にある私立学校。
桐蔭学園中学校は2018年度から桐蔭学園中等教育学校に一本化され、2021年3月31日をもって閉校となりました。
男子部と女子部に分かれていましたが、2018年に男女共学化されています。
閉校前の中学校の偏差値は60、高校の現在の偏差値は68。
出身者には俳優の織田裕二さん。お笑い芸人の椿鬼奴さんなどがいます。
『私が私立中を受験した理由はただ一つ、給食から逃れるためです。』
小学校の給食で苦手な食材を食べることに苦労したことで、給食のない私立を受験することを決めたといいます。
中学、高校時代は部活に入らず真面目に勉強していましたが、ある時、数学の試験で20台の偏差値を取ったことがあり、
『これはもう、難関国立大学は無理だな』
と大学は私立の早稲田大学を目標にしたそうです。
やくみつるの大学時代 漫画家デビュー
やくみつるさんの出身大学は 早稲田大学 商学部(偏差値68)
東京都新宿区西早稲田1丁目に本部がある私立大学。
商学部の出身者には俳優の森繁久弥さん、タレントの石田純一さん、アナウンサーの笠井信輔さんなどがいます。
『漫研のメンバーがそれぞれの作品を批評し、談論風発する光景が、まるでヨーロッパのサロンのように見えて実に格好良かった。「この仲間に入りたい」決意を固めてしまったのです。』
大学受験では早稲田を目標にしていましたが、慶応大学や国立の千葉大学にも合格。
その中でも早稲田を選んだのは、テレビで早稲田の漫画研究会を取り上げた番組を見て入りたいと思ったことが理由でした。
それまでは似顔絵は得意で描いたことはありましたが、漫画を描いたとになどは一度もなく、漫画研究会に入って「何か描け!」と言われて困ったほどだたっといいます。
『私は昔からストーリー漫画には興味がない。むしろ漫画は嫌いだといってもいい。ヒトコマとか風刺画とか、そういうものが描きたかった。』
大学時代には似顔絵描きのアルバイトをして、日給8000円ほど稼いでいました。
大学在学中の1981年、「まんがタイム」で野球パロディ漫画を描き、はた山ハッチ名義で漫画家デビュー。
「まんがタイム」での連載が決まった後に「青春出版社」からの合格通知が届き、大学卒業後は青春出版社に就職し、広告部門の内勤の仕事を担当。
働きながら漫画も描き続けました。
やくみつるの経歴
大学卒業後は出版社で働きながら、漫画を描くことは続け、4年目に「これで食える」と確信し退職。
その後は、『やくみつるのガタガタ言うゾ!』などの時事4コマ漫画をやくみつる名義で執筆するようになりました。
「やくみつる」の芸名は麻雀の「役満」が由来。
時事ネタを扱うようになってからは、テレビ番組のコメンテーターとして出演しています。
やくみつるの何か
やくみつるさんは1991年、32歳の頃に結婚。
『山下泰裕さんが、写真同封のファンレターを送ってきた女性と結婚されたと聞き、私も連載中の4コマ漫画誌で写真入りファンレターを募集したのです。そこに応募してきたうちの一人が妻です』
妻は元読者で、公募の応募して来た女性でした。
名前は利奈子さんといい。漫画のアシスタントをしてくれているといいます。
趣味や食事の好みも一緒で、寿司ネタの食べる順番も同じだそうです。
子供はいません。