劇団「第三舞台」出身の女優・筒井真理子さん。
大学は入学後、受験し直して2つの大学に通っています。
この記事では筒井真理子さんの学歴、経歴、生い立ちについて紹介しています。
筒井真理子の学歴
筒井真理子の小学校・中学校時代 実家は貴金属卸業
筒井真理子さんの出身小学校・中学校は 不明
1960年10月13日生まれ、山梨県甲府市出身。6歳年上と3歳年上の姉、1歳年上の兄がいる4人きょうだいの末っ子。
父親は地元の水晶などを扱う貴金属卸業を営み、アスのキャッチ部を工夫した商品などがヒットし成功。
父親はお人好しで「お金を貸してほしい」と頼まれると、よく知らない人でも断らずに貸してあげるような人でだたといいます。
比較的裕福な家庭に育ち、祖母も同居していた実家は7LDK。
庭には水晶の原石が転がっていたといい、家業を手伝っていた母親も「ケチはダメよ。特に愛情のケチはね、人生暗くなるから」とよく言っていたといいます。
末っ子だったこともあり、甘やかされてそだったそうです。
小学校、中学校は甲府市の公立学校のようですが、学校名は不明。
小学生の時に参観日の漢字テストで成績が悪かったことから、家では漢字の練習を散々やらされ、家庭教師も付けられました。
中学時代はブラスバンド部に所属。
部員が少なかったため、ピッコロ、ホルン、フルートなどを掛け持ちで担当していました。
筒井真理子の高校時代
筒井真理子さんの出身高校は 甲府第一高校 (偏差値57~66)
山梨県甲府市美咲にある男女共学の山梨県立高校で、設置学科は普通科、英語科、探究科。
探求科は論理的思考力や国際的視野を持った、グローバル人材として活躍するための素地を作る学科とされています。
1800年代に設置された甲府学問所・徽典館を淵源とする学校で、現在は山梨トップレベルの進学校です。
出身者にはサンリオ創業者の辻信太郎さん、ブックオフ創業者の坂本孝さんなどがいます。
高校時代はフィギュアスケート部に所属。
冬には富士急ハイランドのリンクで練習をしていたそうです。
身体は鍛えていて、走り込みでは男子部員に女子で1人だけついていけ、同高校の伝統行事である「強行遠足」では3位になりました。
筒井真理子の大学時代 第三舞台に入団
筒井真理子さんの出身大学は 早稲田大学 社会科学部(偏差値68)
大学は1979年に青山学園大学に入学しましたが退学して、翌年の1980年に早稲田大学・社会学部に入り直しました。
『早稲田にいる友だちを見ていたら、すごく自由だったんですよね。青学はその頃ハマトラとかニュートラがはやっていて、みんなおしゃれだったので「私ってちょっと浮いているのかなあ」みたいな感じになって。』
大学入学後に友達が多くいた早稲田大学に遊びにいくと、その自由は校風に惹かれて早稲田大学を受け直しました。 早稲田大学入学後は、早稲田大学の学生劇団だった「第三舞台」の公演を見て感銘を受け、本番中の楽屋で行き「入れて下さい」と直訴しましたが断わられ、大学内の別の劇団に入団。
すると主催者の鴻上尚史さんに、
『なんであんなに入りたがっていたのにうちの劇団に来ないんだ?』
と言われ、引き抜かれる形で「1982年に第三舞台」に入団。
演劇は未経験でしたが、徐々に頭角を現し、同劇団の多くの舞台に出演。看板女優として活躍。
演劇にのめり込み大学は何度も留年。7年かけて、1987年に卒業しました。
筒井真理子の経歴
1994年公開の『青空に一番近い場所』で主演でデビュー、同年の『お玉・幸造夫婦です』(日本テレビ)でドラマデビューしました。
以降は、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。
2016年の主演映画『淵に立つ』は第69回カンヌ国際映画祭にて「ある視点」部門の審査員賞を受賞。
筒井さん自身も国内で、
毎日映画コンクール・女優主演賞
ヨコハマ映画祭・主演女優賞
高崎映画祭・最優秀主演女優賞
などの主演女優賞を獲得しました。
結婚歴や夫、子供
筒井真理子さんに結婚歴はなく独身です。
熱愛の報道などで騒がれたことはありませんが、インタビューでは「お付き合いすると結構長いほうです。」と話しています。
『30歳頃に「子供だけは欲しい」と卵子凍結を考えたこと、最終的に仕事を選んだが選択には納得していることなどを赤裸々に語った。』
結婚願望はあるといい、2023年5月に出演したバラエティ番組では「結婚はしたいです」と話しました。