高橋英樹の学歴・経歴・生い立ち〔大学 高校 中学校 小学校〕日本大学を中退

時代劇『桃太郎侍』や『三匹が斬る!』に出演し、時代劇スターとして活躍した俳優の高橋英樹さん。
この記事では高橋英樹さんの学歴、経歴、生い立ちについて紹介しています。

高橋英樹の経歴・プロフィール

高橋英樹の小学校

高橋英樹さんの出身小学校は 千葉市立検見川小学校

1944年、千葉県木更津市生まれ。父親は高校の校長を務めた教師、母親も教師、9歳年上と8歳年上の2人の姉と、6歳年上の兄がいる4人兄弟の末っ子。
父親は成績が1番でないと竹刀で叩かれるほど厳格な人で、母親は反対に普段はとても優しい人でしたが、怒ると父親の何倍も怖かったといいます。

父親の転勤で千葉県内を転々とし、成田市、船橋市など何度かの転校を経て、千葉市立検見川小学校を卒業しています。
6歳の頃から数年は成田市で育ち、当時は雑木林に囲まれた農村で、近所の川ではザリガニ捕りやドジョウ釣り、山ではヤマイモ堀りやきのこ捕りなどをしていました。

高橋英樹の中学校

高橋英樹さんの出身中学校は 千葉市立緑町中学校

中学時代にはツベルクリン反応で陽性が出て、3年間運動ができなかったといい、部活にも入っていなかったようです。

高橋英樹の高校 俳優デビュー

高橋英樹さんの出身高校は 市川高校 (偏差値75)

千葉県市川市本北方二丁目にある男女共学の県立高校。千葉県ではトップクラスの進学校です。
出身者には俳優の佐戸井けん太さんなどがいます。
高校時代にはモテて、よくラブレターをもらいましたが、風紀委員で硬派をきどっていたので読まずに捨てていたといいます。

厳格な父親への反発心から、俳優になりたいと思うようになり、映画部を設立。
親にもらった昼食代やバス代をやりくりして、週に何本もの映画鑑賞し、高校2年生の時に将来についての作文には『俳優になりたい』と書いていました。
そのことは知った父親は大反対し、『芸能界に入るなら勘当だ』とまで言われたといいます。
その後、父親は落ちれば諦めるだろうと、高橋さんが修学旅行に行っている間に、内緒で『日活ニューフェース5期』に応募。
高橋さんは父親の命令でオーディションを受けると合格し、日活に入社。
同期には中尾彬さんがいました。
合格後は父親とは口をきかずに、勘当に近い状態だったといいます。

1961年8月、17歳の時に映画『高原児』の端役でで俳優デビュー。
翌年の1962年には撮影中に事故死した赤木圭一郎さん代役とし映画『真昼の誘拐』の主演に抜擢。
新人俳優が大部屋を経験せずに、2作目で主演をを務めるのは異例でした。。

同年に父親が他界。関係を修復することがないままの死でしたが、母親には父親が内緒で映画館に行って観ていたことを聞かされたといいいます。

高橋英樹の大学 あだ名はダックスフント

高橋英樹さんの出身大学は 日本大学 芸術学部演劇学科(偏差値50)

1962年に日本大学に入学しましたが、翌年に中退しています。

デビューしてすぐに代役とはいえ主演を務め恵まれたスタートでしたが、筋肉質で181cmの高身長ながら股下が短く、カメラマンが下から写しても様にならず、このことが原因で青春ものやアクションものではなかなか主役が回っては来ず、あだ名は『ダックスフント』だったといいます。

高橋英樹の学歴

桃太郎侍で主演

1963年に映画『伊豆の踊子』では吉永小百合の相手役を務め、同年に任侠映画『男の紋章』に主演。
同映画はヒットし『男の紋章シリーズ』としてその後も制作され、任侠映画のスターとして活躍。
1968年には、NHK大河ドラマ『竜馬がゆく』で土佐勤王党の盟主・武市半平太役で時代劇に初出演。

映画界の観客数減少に歯止めがかからず、1971年に日活が低予算のポルノ映画制作に路線変更が決定したことから高橋さんは退社。
本格的にテレビドラマに活動の場を移し、1976年には『桃太郎侍』（日本テレビ)に主演すると人気になり、1982年には『遠山の金さん』（テレビ朝日）、1987年からは『三匹が斬る!』（テレビ朝日）に出演し時代劇ドラマで活躍し、どの作品も高橋さんの代表作になりました。

1990年からは三橋達也さんから役を引き継ぎ、西村京太郎作品の十津川警部役を演じ、毎年新作が制作され、33作に出演しました。

娘の高橋真麻さんの

『パパは俳優さんっていうけど、誰も知らないよ友達は』
『SMAPと出られない人は芸能人じゃない』

と言われたことをきっかけに、バラエティにも進出しました。

高橋英樹の結婚歴・妻・子供

高橋英樹さんの結婚歴は1度です。
「再婚」や「再婚相手」で検索されていますが、離婚歴はありません。

結婚したのは1973年3月、29歳の時でした。
妻は元女優で5歳年下の小林亜紀子(本名は美恵子)さん。

亜紀子さんは、1971年に神戸女学院大学を卒業後、上京して東宝テレビ部に所属。
同年にテレビドラマ『ぼてじゃこ物語』(日本テレビ)でデビューし、1973ねにはTBSのポーラテレビ小説『薩摩おごじょ』で主演を務めました。

馴れ初めは1971年のドラマ『おらんだ左近事件帖』（フジテレビ）での共演。
高橋さんは下戸で酒の席ではカルピスを飲んでいましたが、先輩俳優にならって、後輩たちに奢りまくり、その飲み第は全てツケだったといい、借金は当時の金額で3500万円を超えていたといいます。
高橋さんは結婚後にその事実を知りましたが、妻や妻の両親は『借金も財産、信用のうち』と寛大に受け入れてくれ、その後、高橋さんは夜遊びをやめ、数年で借金を返済しました。

亜紀子さんは結婚後には芸能界を引退していましたが、後に夫婦や親子での共演で旅番組やトーク番組への出演するようになりました。
夫婦仲は良く、2019年11月には『いい夫婦　パートナー・オブ・ザ・イヤー2019』に選ばれ、夫婦で授賞式に参加し、『45年で2回しかケンカしたことないです』と話しました。

子供は娘が1人 子供は娘が1人で、1981年10月9日に高橋真麻さんが誕生。
3度の流産を経験しての待望の子供でした。
真麻さんは2004年4月、フジテレビにアナウンサーとして入社し、2013年3月に退社後はフリーアナウンサーとして活動しています。