なだぎ武の学歴・経歴・生い立ち〔大学 高校 中学校 小学校〕

R-1グランプリで2連覇の経験があるピン芸人のなだぎ武さん。
高校には進学しませんでした。
この記事ではなだぎ武さんの学歴、経歴、生い立ちについて紹介しています。

なだぎ武の経歴・プロフィール

なだぎ武の小学校

なだぎ武さんの出身小学校は 大阪市立鯰江小学校

大阪府堺市生まれ。本名は灘儀 武（読み同じ）。弟がいる長男。
幼少期は仮面ライダーなどのヒーローが大好きな子供でした。
小学校は大阪府大阪市城東区今福西3丁目にある鯰江（なまずえ）小学校に入学。
小学校低学年の頃は普通の体型でしたが、ドラマに夢中になりテレビ漬けの毎日を送ると小学6年生頃から太り始め、そのことをイジられるようになたっといいます。

なだぎ武の中学校 壮絶ないじめに遭う

なだぎ武さんの出身中学校は 大阪市立鯰江中学校

大阪府大阪市城東区今福西4丁目にある公立中学校。
中学入学時には130cm、60kgの肥満体型で、言葉でイジられていましたが、無視しているといじめに発展。
いじめはエスカレートし、弁当に砂を入れられたり、捨てられたこともあったといい、ホウキ殴られるなどの暴力も受け、ひどい時には便座に顔突っ込まれて水を流されたといいます。

修学旅行のハイキングの時には先生が「なだぎはデブ♪」と歌に合わせて歌い出すと、生徒たちも輪唱。
助けてくれると思っていた先生がイジり出したことでショックを受け、クラスみんなの笑顔も恐怖で、

『高校もこれやったら、人生も挫折してしまうな』

と思い高校に進学しないこと決めたといいます。
壮絶な日々でしたが「義務教育までは学校に通おう」との思いがあり不登校になることはなかったそうです。

中学3年生の時には身長が伸びて肥満ではなくなったことと、いじめの首謀者がクラス替えで別のクラスになったことでいじめはなくなりましたが、人とコミュニケーションを取ることが苦手になっていたため、孤独に過ごしていたといいます。
中学卒業後は高校には進学せずにメッキ工場に就職しました。

なだぎ武の学歴

お笑い芸人になったきっかけ

中学卒業で就職したため子供で、一緒に働いていた大人の中に溶け込むことが出来ずに工場は半年で退職。
その後は3年間引きこもり生活を送りました。

17歳の時にテレビでたまたま見た『男はつらいよ』の寅さんの伸び伸びした生活に衝撃を受け、1人旅に出発。
当時は携帯もなかったため道がわからなければ人に聞くしかなく、人に道が聞けたことで自信になり、ある日、旅の途中で食中毒になって倒れていたところを旅館の女将さんに助けられ、体が回復するまで面倒をみてもらったことに感激したことが人嫌いを克服するきっかけになったそうです。
その後、子供の頃に憧れていた芸能界を目指し、幼なじみの松村博司さんを誘って1989年4月、NSC大阪の8期生として入所しました。

R-1グランプリを連覇

1989年に村博司さんとコンビ「スミス夫人」を結成し、1994年に、お笑い勝ち抜き番組「爆笑BOOING」の第4回・第6回グランドチャンピオン大会に出場、1997年には『オールザッツ漫才』で優勝しましたが、2001年に解散。

解散後はピン芸人として活動。
芸名はナギナギオ、本名の灘儀武を経て、2005年6月に読みやすいように「なだぎ武」に改名しました。

2005年からは友近さんとディラン&キャサリンのキャラクターユニットを結成しブレイク。
2007年には第5回R-1ぐらんぷりではディランのキャラクターで優勝。
翌年の2008年の第6回R-1ぐらんぷりでも優勝し大会2連覇を達成。
2010年にも3回目の優勝を目指して、第8回R-1ぐらんぷりに出場しましたが、結果は3位でした。

2009年に宮本亜門さん演出のミュージカル『ドロウジー・シャペロン』でミュージカル初挑戦して以降は、多くのミュージカル、舞台に出演しています。

結婚や妻、子供

なだぎ武さんは2020年9月、49歳の時に、14歳年下で舞台女優の渡邊安理さんと結婚。
妻の渡邊さんは高校の演劇科を卒業後、004年演劇集団キャラメルボックスに入団し、以降は舞台女優として活動しています。

馴れ初めはなだぎ武さんが主演を努めたミュージカル『ソーォス！』での共演で、渡邊さんはなだぎさんの娘役を演じました。
ミュージカルの公演が終了した頃に交際がスタートし、約2年の交際期間を経て結婚。
子供は娘が1人で、2022年8月、なだぎさんが51歳の時に誕生しました。