日本を代表する女性シンガーソングライターの松任谷由実さん。
2023年には1970年代から2020年代まで史上初の6年代連続アルバム1位獲得がギネス世界記録に認定されました。
この記事では松任谷由実の学歴、経歴、生い立ちを紹介します。
松任谷由実の学歴
松任谷由実の小学校
松任谷由実さんの出身小学校は 八王子市立第一小学校
東京都八王子市出身で、実家は大正元年(1912年)創業の「荒井呉服店」、兄、姉、弟がいる4人兄弟で、裕福な家庭で育ちました
幼少期から歌うのが好きで、小学生の頃には坂本九さんやザ・ピーナッツなどを歌いまわりを喜ばせていたといいます。
小学1年生のからはピアノを習い、5年生の頃からは三味線を習って音楽に親しみました。
学校の成績は小学校通してずっと一番だったといいます。
松任谷由実の中学校
松任谷由実さんの出身中学校は 立教女学院中学校(偏差値69)
立教女学院中学校は、東京都杉並区久我山にあるキリスト教系の女子校。
中学受験して入学しました。
出身者には女優の野際陽子さん、シシド・カフカさんなどがいます。
家族ぐるみで付き合いのあった、米軍兵士一家のひとつ年下の娘と仲が良く、日曜日になると家族と一緒に立川基地や横田基地に連れて行ってもらい、売店で売っていた最新の洋楽のレコードを買い熱心に聴いていました。
中学2年生の頃からベース始め、バンドも結成、キーボードで作曲も始めました。
グループサウンズも好きで、中学1年生の頃にはザ・タイガースのファンでライブに1人で行っていましたが、3年生の頃にグループサウンズ熱は冷めてしまったそうです。
また、中学時代から学校が終わると六本木のディスコにも通っていました。
ライブやディスコを通じて、かまやつひろしさんや細野晴臣さんの多くのミュージシャンと知り合いになっています。
絵も好きで、中学3年生の時からは絵画も習い始めました。
松任谷由実の高校
松任谷由実さんの出身高校は 立教女学院高校
中高完全一貫制のため、高校は内部進学で入学しました。
高校での生徒募集はないため、偏差値はありませんが、早稲田大学や慶応大学に多くの合格者出すレベルの高校です。
高校でも作曲を続けデモテープを作り、友人の紹介で知り合った、ミュージシャンの加橋かつみに曲が採用され、楽曲「愛は突然に…」を提供し、高校3年生の17歳の時に作曲家デビューしました。
この時にシンガーソングライターとしてデビューの話しもありましたが、作曲家志望で自分で歌うなど考えたこともなく、自分は表に出るタイプではないと思っていたことから、この時はデビューはしませんでした。
高校時代は音楽を続けながら、他の可能性も試したいと、2年生から東京芸術大学を目指して、お茶の水にある御茶の水美術学院に通っていました。
松任谷由実の大学
松任谷由実さんの出身大学は 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻(偏差値48)
第一志望だった東京芸術大学は不合格で、浪人も考えましたが両親に説得され、浪人せずに合格していた多摩美術大学に、1972年4月入学しました。
大学入学後、アルファレコードを設立した音楽プロデューサー村井邦彦さんの勧めで、同年7月5日にかまやつひろしさんプロデュースでシングル「返事はいらない」を結婚前の本名荒井由美名義で歌手デビューしましたが、数百枚しか売れませんでした。
以降は音楽を続けながら、大学も卒業しました。
松任谷由実の経歴・生い立ち
1972年、大学1年生の時にデビューし、デビュー曲は売れませんでしたが、一部のラジオでプッシュされ徐々にに地位度を上げ、翌年の1973年11月に発売したファーストアルバム「ひこうき雲」がオリコンチャート9位にランクイン。
1974年からライブ活動を始め、1975年10月に発売した6枚目のシングル「あの日にかえりたい」がドラマ「家庭の秘密」の主題歌となり、自身初のオリコンチャート1位を獲得。
1976年の年間ランキングでも10位になり、この大ヒットがきっかけで過去の作品の売り上げも急激に上昇し、荒井由実ブームが到来。
1976年11月に音楽プロデューサーの松任谷正隆さんと結婚、結婚後は松任谷由実として活動。
子供は望まなかったことからいません。
結婚後はブームが下火になったことと、改名の影響もあり全盛期に比べれば売り上げは下がりシングルは70~80位になることもありましたが、製作者の依頼で映画「ねらわれた学園」の主題歌として書き下ろした、1981年6月の18枚目のシングル「守ってあげたい」が2位にランクインし、年間ランキングでも10位となり、第二次ブームが到来。
同年のアルバム「昨晩お会いしましょう」は5年ぶりに1位を獲得し、以降のアルバムは17枚連続1位を獲得しました。
2012年には、累計でのCDアルバム売り上げ枚数が 3000万枚を突破、ソロアーティストならびに女性アーティスト初の記録となりました。
2022年10月にはビュー50周年記念としてベストアルバム「ユーミン万歳!」を発売、2週間連続1位となり、自身の持つ「ソロアーティストによるアルバム1位獲得作品数」を歴代1位記録を25作に更新し、オリコン史上初となる 1970年代から2020年代の6年代連続でのアルバム1位獲得を達成しました。