北大路欣也の学歴・経歴・生い立ち〔大学 高校 中学校 小学校〕

時代劇の「大岡越前」「剣客商売」や「仁義なき戦い」に出演たことで知られるは俳優の北大路欣也さん。
大学時代に初めて舞台に出演しました。
この記事ではさん北大路欣也の学歴、経歴、生い立ちについて紹介しています。

 

北大路欣也の学歴

北大路欣也の小学校時代

北大路欣也さんの出身小学校は 京都市立紫竹小学校

1943年2月23日生まれ、京都府京都市紫竹出身。本名は淺井 将勝（あさい まさかつ）。兄がいる2人兄弟。
父親は戦前・戦後期の時代劇スターとして活躍した映画俳優の市川右太衛門さん。厳しく怖い存在で、甘えた記憶はないといいます。
小学校は京都市北区紫竹下園生町にある京都市立紫竹小学校に入学。
小学生の頃は食べ物の好き嫌いが多く、身長はクラスで一番低かったといいます。

北大路欣也の中学校時代

北大路欣也さんの出身中学校は 同志社香里中学校 (偏差値64)

大阪府寝屋川市三井南町にある男女共学の私立中学校。2002年までは男子校でした。
1956年、中学1年生の時に映画『父子鷹』で子役デビュー。
父親が主演の映画で子役が見つからず、探している時にプロデューサーが「ちょうどいいのがいるじゃないか」と直接オファーをもらいました。

『両親を見たら黙っているんです。光雄さんは“君がやるながら、ちゃんと準備を整えて、しっかりとフォローするから”って一生懸命おっしゃってくださる。父を見たら“自分で決めなさい！”って言ったんですよ。まだ12歳ですからね』

少し時間をもらい考えて、自身で出演を決めたといいます。
芸名は実家が京都市内の北大路にあり、父親が「北大路の御大」と呼ばれていたことに由来します。

中学2年生の時に標準語を身につけるために、暁星中学校に転校。
東京都千代田区富士見一丁目に私立の男子校で、偏差値は60。
絵を描くことが上手く、中学時代には絵画コンクールで知事賞を受賞したことがあるといいます。

北大路欣也の高校時代

北大路欣也さんの出身高校は 暁星高校 (偏差値-)

中学校と併設されている暁星高校に内部進学。
完全中高一貫制のため高校の生徒募集はなく、偏差値はありません。
歌舞伎役者などの芸能人も多く、坂東彌十郎さん、香川照之人さんなども出身者です。

1958年、高校1年生の時に『少年三国志』で映画初主演。
以降も高校時代には父親主演の『旗本退屈男』などの時代劇に出演しました。

北大路欣也の大学時代

北大路欣也さんの出身大学は 早稲田大学 第二文学部 (偏差値60)

東京都新宿区西早稲田一丁目に本部がある私立大学。
第二文学部は2010年3月に廃止になっています。
大学では演劇を専攻し、映画にも出演していましたが、10代の頃は俳優を職業にするつもりはなく、「出なさい」と言われていたからレールに乗っていただけと話しています。

『18才のその時まで、そんな情熱は持っていなかったと気付きました。みんなに負けちゃならんという気持ちで、よし！ もう一回このレールの上を思いっきり走ってみようと思ったんです。』

ちょうど大学で「シェイクスピア生誕400年」があり、北大路さんは照明、小道具などの裏方で参加。
芝居関係者に知り合いが多かったことから、機材を借りるなど便利だったといいます。
そんな時に友人に、

『早稲田に入ってきたのだから、1回くらいシェイクスピアをやれ！ お前、一生チャンバラで終わるのか』

と言われ、先生にも勧められたことで、舞台『リア王』のエドガー役を演じ初めて演劇を経験。
幕が下りた時になんともいえない感動を覚えたといいます。
1963年、大学3年生の時には映画『海軍』で現代劇初主演を果たしました。

北大路欣也の経歴

大学卒業後、1964年に『シラノ・ド・ベルジュラック』で本格的舞台デビュー。
1968年、25歳の時には大河ドラマ『竜馬がゆく』で主演を務めました。
1973年には、映画『仁義なき戦い』を仕事先で観て、その後、シリーズ化されることを聞きつけ東映へ直訴して、第二部の『仁義なき戦い 広島死闘篇』に出演。

1977年には、高倉健とともに映画『八甲田山』に主演。
劇中での北大路さん演じる神田大尉の台詞「天は我々を見放した」は当時の流行語となり、同映画の演技で、

第1回日本アカデミー賞・優秀主演男優賞

を受賞しました。

テレビでは『名奉行! 大岡越前』、『子連れ狼』、『剣客商売』など時代劇に活躍し、2003年からはテレビ東京の刑事ドラマ『さすらい署長』シリーズに主演。
2007年1月からは『華麗なる一族』(TBS)で万俵大介役を演じました。
2015年には秋の勲章で旭日小綬章を受章。
2023年には文化功労者に選出されました。

結婚や妻、子供

北大路欣也さんは1977年11月に、34歳の時に6歳年下の一般女性の祥子さんと結婚。
馴れ初めは不明ですが、祥子さんと出会ったのは北大路さんが21歳、祥子さんが15歳の時で、13年の交際を経て結婚しました。
北大路さんに子供はいません。

『愛妻家の北大路さんとしては自分の留守の間に妻に何かあったらと心配でならない。それで万が一の時でも安心なホームに入ることを決めたようです。』

北大路さん夫婦は2014年、北大路さん71歳、祥子さん65歳の時に都内の高級老人ホームに入居したことが2015年に報じられました。