木野花の学歴・経歴・生い立ち〔大学 高校 中学校 小学校〕

青森県出身で名脇役としてテレビ、映画、舞台で幅広く活躍する俳優の木野花さん。
この記事ではさんの学歴、経歴、生い立ちや、俳優デビューしたきっかけ、結婚歴などについて紹介しています。

木野花の経歴・プロフィール

木野花の小学校・中学校 幼少期に両親が離婚

木野花さんの出身小学校・中学校は 不明

宮城県仙台市生まれ。本名は木野目 留美子（きのめ るみこ）。兄弟はなく一人っ子。
父親と祖父母に溺愛されて育ちましたが、5歳の時に両親が離婚。
母親に引き取られて母親の故郷の青森県に引っ越し、青森では洋裁の仕事に出かけた母親をひとり家で待つ生活でした。
母親は厳しく、過度の愛情欠乏で母を恨み、内向的な暗い子供のなっていったといいます。

小学校に入ると、母親の実家に預けられるようになったそうです。
母親の実家は山と海に囲まれた小さな村で、遊び場は大自然。町から来た木野さんには自然が珍し物く、木野登ったり、海に潜ったり、野山をを駆け回って遊んでいたといいます。

小学校高学年の時に青森市内に引っ越すと自然の遊び場もなくなり、街の子供たちとなじむことができず、人づきあいが少しずつ煩わしくなり、中学時代には母親が買ってくれた文学全集ばかり読んでいたそうです。

木野花の高校

木野花さんの出身高校は 青森西高校 （偏差値53）

青森県青森市新城平岡にある男女共学の青森県立高校。
女子校として設立され、男女共学化されたのは1996年で、木野さんが通っていた時代は女子校でした。
高校時代もヘッセやドストエフスキーなどを夢中になって読みふけ、将来は小説家になりたいと思っていましたが、自分の文章力の限界にすぐ気づき断念したといいます。
部活は1人で取り組める美術部に入っていました。

木野花の大学 元中学の美術教師

木野花さんの出身大学は 弘前大学 教育学部（偏差値50）

青森県弘前市文京町に本部がある国立大学。
出身者ににはフジテレビアナウンサーの小山内鈴奈さんなどがいます。

大学時代には美術を専攻し粘土を練って彫刻を制作していましたが、自分の才能に限界を感じ、教員免許を取得。
大学卒業後は中学の美術教師になりました。

木野花の学歴

女優デビューのきっかけ

中学の美術教師として勤務しましたが、職員室での人間関係や授業以外の雑務に追われる日々などのストレスから、神経性胃炎や偏頭痛を患ったといいます。

『そばにあった美術雑誌の演劇特集の記事にピンときました。演劇のような過激な世界に身を置いて、自分の甘えた根性を木っ端みじんに吹き飛ばし、鍛え直そうと思ったんですね。』

教師は1年で退職。上京して俳優養成所に入り、本格的に演劇の勉強を始めました。

皿洗いやウェイトレスなどのさまざなアルバイトをしながら、風呂なしのトイレ共同のアパートでの貧しい生活でしたが、教師時代のようなストレスを感じることはなかく、体調不良はなくなったといいます。

タンスにゴンのCMで注目

1974年、26歳の時に養成所で知り合った仲間の女性5人と「劇団青い鳥」を旗揚げ。
1980年代には小劇場ブームの乗って舞台女優として活躍し、1986年に劇団を退団。

同年にもたいまさこさんと出演した「タンスにゴン」のCMでの「亭主元気で留守がいい」のセリフが新語・流行語大賞の銅賞を受賞したことで注目されました。
以降は舞台、ドラマ、映画と幅広く活躍。
2018年の映画『愛しのアイリーン』では、第92回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞を受賞しました。

結婚や夫、子供

木野花さんの結婚歴は3度で、3度とも離婚していますが夫は不明。
2014年に『ボクらの時代』（フジテレビ）に出演した際には「自分は結婚には向いていない。」と述べています。
子供はいないようです。