市原悦子の学歴・経歴・生い立ち〔大学 高校 中学校 小学校〕早稲田大学出身

ドラマ『家政婦は見た！』の主演を25年務めた女優の市原悦子さん。
テレビアニメ『まんが日本昔ばなし』では、すべての登場人物の声を常田富士男と2人のみで長年演じ続けて親しまれました。
この記事では市原悦子さんの学歴、経歴、生い立ちや、女優になったきっかけ、結婚や夫などについて紹介しています。

市原悦子の経歴・プロフィール

市原悦子の小学校

市原悦子さんの出身小学校は 四街道市立四街道小学校

千葉県千葉市生まれ。銀行員の父親と元小学校教師の母親のもとに長女として誕生しました。
兄が1人と妹が2人の4人きょうだい。

幼少期から活発で、木登り、ゴム飛び、縄跳び、馬飛びなど身体を動かして遊ぶのが好きで、自己主張がはっきりした子供でした。

戦時中は千葉県四街道市に疎開し、9歳の時に終戦を迎えました。

市原悦子の中学校 運動神経は抜群

市原悦子さんの出身中学校は 千葉市立末広中学校

終戦後も四街道市で過ごし、中学校は四街道市の公立中学校に入学。その後、千葉市に戻り千葉市立末広中学校を卒業しました。
中学時代には好きだった先生が演劇部の顧問だったことから演劇部に入部しています。

運動神経がよくスポーツは万能で、学生時代にはマラソン、走り高跳び、ソフトボールなど多くのスポーツを経験し、俳優の養成所時代には体操の先生が『3年でオリンピック選手にしてみせる』とほれ込んだほどの運動能力だったといいます。

市原悦子の高校 現劇コンクールで演技賞

市原悦子さんの出身高校は 千葉第一高校 (偏差値75)

千葉県千葉市中央区葛城一丁目にある男女共学の県立高校で、現在の名称は千葉高校。
千葉県トップクラスの進学校でです。
出身者には俳優の宇津井健さん、作曲家のすぎやまこういちさんなどがいます。

高校時代も演劇部に所属。県内の演劇コンクールで個人演技賞を受賞したことで、本格的に女優に興味を持ちました。

市原悦子の大学

市原悦子さんの出身大学は 早稲田大学 第二文学部(偏差値60)

東京都新宿区戸塚町に本部がある私立大学。
高校卒業後は、夜間部の早稲田第二文学部に進学し、演劇を専攻しました。
第二文学部は現在は廃止されています。

大学入学と同時に、劇団俳優座養成所に6期生として入所。
同期には大山のぶ代さんがいました。

市原悦子の学歴

「家政婦は見た！」は30％超え

1957年、21歳の時に俳優座に正式に入団し、舞台『りこうなお嫁さん』で女優デビュー。
同年に雑誌『新劇』の新人推賞を受賞をし、1959年には舞台『千鳥』で芸術祭奨励賞。
1963年には新劇演劇賞、1964年にゴールデン・アロー賞新人賞に輝き、舞台女優として高い評価を受けました。

1975年1月には『まんが日本昔ばなし』が放送開始され、1994年9月まで19年間放送。
放送終了後も復活を希望する声が多く、2005年10月からはゴールデンで再放送が開始されました。

1983年、47歳の時、土曜ワイド劇場で主演ドラマ『家政婦は見た!』(テレビ朝日)が始り、1984年放送の第2作は『土曜ワイド劇場』の歴代最高視聴率である30.9%を記録。
1997年10月からは連続ドラマとして放送されました。
その後も2時間ドラマとして放送され、2008年7月、71歳まで出演しました。

1990年には映画『黒い雨』で、

第13回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞

を受賞しています。

市原悦子の夫や子供

市原悦子は1961年に結婚。25歳の時でした。
夫は2歳年上で舞台演出家の塩見哲さん。
俳優座養成所第6期生の同期として知り合いました。
1987年には夫の塩見哲さんを社長として、個人事務所『ワンダー・プロダクション』を設立。

おしどり夫婦として知られていましたが、2度の流産があり、子供には恵まれませんでした。

53年連れ添いましたが、塩見さんは2014年4月に肺炎のため80歳で他界しました。

市原悦子の死因と晩年

市原悦子さんは2019年1月12日に81歳で他界。
死因は心不全でした。

2018年12月下旬に盲腸のため入院し、手術は行わず投薬で治療。
正月は自宅で療養しましたが、1月5日に再び体調を崩し再び入院し、退院することなく、1週間後に都内の病院で亡くなりました。

遺作は2017年3月に公開された主演映画『しゃぼん玉』でした。