古舘寛治の学歴・経歴・生い立ち〔大学 高校 中学校 小学校〕

駅前留学「NOVA」のCMに出演していたことでも知られる俳優の古舘寛治さん。
6年半ニューヨークに留学していました。
この記事では古舘寛治さんの学歴、経歴、生い立ちについて紹介しています。

古舘寛治の学歴

古舘寛治の小学校・中学校

古舘寛治さんの出身小学校、中学校は 不明

1968年3月23日生まれ。大阪府岸和田市出身。父親は技術系の会社員。3歳年上の兄がいる2人兄弟の次男。
幼少期は岸和田の団地に住んでいましたが、小学4年生の時に、堺市の一軒家に引っ越しました。
家は父親の設計したシンプルな間取りの建物だったといいます。

漫画とアニメが大好きで、アニメは宮崎駿さんがキャラクターデザインや監督を務めた『アルプスの少女ハイジ』、『未来少年コナン』などが好きだったといいます。
小学生の頃は絵を描くのも好きで、将来の夢はアニメーターや漫画家になることで、中学時代にはテレビのアメリカ映画に熱中していました。

古舘寛治の高校

古舘寛治さんの出身高校は 泉北高校 (偏差値60)

大阪府堺市南区若松にある男女共学の大阪府立高校。
出身者には俳優の山上賢治さん、吉本興業元社長の大崎洋さんなどがいます。

高校時代は少林寺拳法部に所属しながら、ダンスにも興味を持ち、ブレイクダンスの真似事もしていたといいます。

『自分が引き込まれた映画のすべてが、人のありようを描いている作品でした。ロバート・デ・ニーロ主演の「ディア・ハンター」は俳優を撮っていると思ったし、そんな人間たちの行動が僕には面白く思えて、俳優という職業に興味を持ちました』

子供の頃からの漫画家、アニメーターになりたいと思っていましたが、高校2年生の時に「机に向かってコツコツやるような仕事は自分には向いていない」と思い、俳優になりたいと思うようになりました。

大学受験を考えていましたが、高校3年生の夏に兄の運転するバイクの後ろに乗っていたところ、信号無視してきた車にはねられる交通事故に遭い、脚を骨折するなどの大怪我を負い、2ヶ月以上入院。

『社会人になる前のモラトリアムを楽しみたいと思っていたんですけれど、浪人も含めて5年と考えたら無駄すぎると思って』

受験勉強が間に合わず浪人することが決まり、大学進学を断念。
高校卒業後たまたま見た雑誌で、創立された東京のミュージカル劇団の第1期生オーディションの広告を見つけて応募すると合格。上京しました。

古舘寛治の経歴・ニューヨーク留学

18歳で上京後、劇団のダンススタジオに通いレッスンを受け始め、2年後には『NHK紅白歌合戦』やTBS『ザ・ベストテン』のバックダンサーに起用されるまでになりました。

しかし、ダンスの興味が薄れたことと、東京の生活に馴染めなかったこともあり劇団を退団。

『ゴミゴミした都会でこれからずっと生きていくのかと考えたときに急に面白くなくなって、別の場所に身を起きたい』

23歳の時に語学力も不十分の中で単身ニューヨークに渡り、英語力があまり必要なくビザが取りやすいという理由から、とりあえずダンサーの養成学校に入学。
その学校では演技理論など演技に関することも学び、最初は半分くらいしか理解でませんでしたが、分かってくると「やっぱり演技が好きなんだ」と思えたといます。
6年半後の29歳の時に帰国しました。

NOVAのCMでブレイク

帰国後はビル管理などのアルバイトをしながら、高円寺の風呂なしトイレ共同で家賃3万円のアパートで暮らし、喫茶店でひとり芝居をしたり、小劇場のオーディションを受ける日々が10年間続きました。

古舘さんはアメリカで学んだ演技法で活動しましたが、当時の日本の劇団は古い演技法が主流で古舘さんの演技はなかなか受け入れられなかったといいます。
33歳で劇団『青年団」』に入団してからも演出家と対立しましたが、主催の平田オリザさんは古舘さんを面白がってくれ、その後、劇団の公演を観にきた映画監督や演出家や、他の小劇団の人たちから、映画、ドラマ、CMのなどの映像の仕事が入るようになり、39歳の時に出演した英会話教室『NOVA』のCMに出演したことで世の中に顔を知られるようになりました。

同CMでまとまったお金がお金が入ったことから、風呂ありの前より少し広い部屋に引っ越し、40歳くらいからアルバイトをしないで俳優だけで食べられるよういになったといいます。

2019年、52歳の時にテレビ東京の『コタキ兄弟と四苦八苦』でドラマ初主演(滝藤賢一さんとW主演)を務めました。

古舘寛治の結婚や妻、子供

古舘寛治さんが結婚したのは2017年、49歳頃でした。
妻は舞台の仕事をしている女性で、昔からの知り合いで1、3ぶりに再会し、交際をスタートさせ、結婚したそうです。

子供がいるかどうかは不明でした。