福留功男の学歴・経歴・生い立ち｜高校時代は医学部を目指すも明治大学に進学

元日本テレビアナウンサーで朝の情報番組「ズームイン!!朝!」の総合司会を10年間務めた福留功男さん。
この記事では福留功男さんの学歴、経歴、生い立ちについて紹介しています。

福留功男の経歴・プロフィール

福留功男の小学校・中学校

福留功男さんの出身小学校・中学校は 大阪市立五条小学校・大阪市立天王寺中学校

高知県香美郡香北町（現・香美市）生まれ。大阪府大阪市育ち。
父親は医者、母親には子供の頃から料理を仕込まれたといいます。兄がいる2人兄弟。

小学校、中学校は大阪府大阪市天王寺区にある大阪市立五条小学校、大阪市立天王寺中学校を卒業。
中学校の出身者にはロンドンオリンピック200m背泳ぎ銀メダリストの入江陵介さんがいます。
中学時代は演劇部に所属。学校に泊り込んで練習し大会で優勝したこともありましたが、後に放送部を創部し転部しました。
また、アイスホッケーもやっていました。

福留功男の高校

福留功男さんの出身高校は 追手門学院大手前高校 (偏差値54～64)

大阪府大阪市中央区大手前1丁目にある男女共学の私立高校。
1940年に大阪偕行社附属中学校として創立しましたが、資金難による譲渡を経て、1947年に創立。
出身者には元サッカー日本代表の柿谷曜一朗さんなどがいます。

高校時代は放送部、生物部に所属。放送部ではドキュメンタリーや劇を制作しました。
父親が医師だったことから、医師を目指してて大阪大学医学部などの医学部を受験しましたが失敗。
浪人生活を経て、医学部への進学は諦めました。

福留功男の大学

福留功男さんの出身大学は 明治大学 文学部 (偏差値65)

東京都千代田区神田駿河台一丁目に本部がある私立大学。
同大学の文学部出身者にはお笑い芸人のエド・はるみさん、アナウンサーの安住紳一郎さんなどがいます。

大学には2年の浪人生活を経て入学し、演劇学科に在籍していました。
大学時代には放送研究会に所属し、日本テレビの報道局、朝日放送の東京支社でアルバイトをしていました。
日本テレビ報道部でのアルバイト時代に新潟地震の取材に同行するように言われ、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地に行ましたが、飛行機が飛び立つ直前に、「アルバイト学生には墜落した時の補償が無いからやめてくれ」と言われたことから、社員にならなければいけないとい思ったといいます。

日本テレビの就職試験では英語の筆記試験の自信がなかったため、アルバイトをしていた福留さんは、出題者の外報部長がトイレの個室に入る度に外から「ヒントを教えてくれませんかね」と、情報を聞き出したといいます。

福留功男の学歴

報道記者からアナウンス部に異動

1996年に日本テレビに入社。
報道記者として入社しましたが、しゃべりの上手さを買われ、4年目の1970年にアナウンス部に異動。
異動を命じられた時には、報道記者失格の烙印を押されたようで嫌で、報道記者は自分の言葉で世の中ことを伝えらえ、アナウンサーはだ人の書いたものを読むだけの仕事に思えて嫌だったといいます。

人気アナウンサーになったきっかけ

『新春コロムビア歌謡大行進でアナウンサーデビューし、子供向け番組『まんがジョッキー』に出演したことで子供たちからの知名度を獲得。

しかし、「このまま子供向けのキャラクターになってしまうのではないか」との危惧から降板を申し出ると、会社の命令に背いたとして表舞台での仕事を剥奪されるペナルティを受け、内勤業務に回されたといいます。
ペナルティを解かれた後も仕事は単発番組のリポーターやナレーションなどでしばらくはレギュラー番組を任されることはありませんでした。

1977年に『史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ!!』の企画が持ち上がり、長期間海外出張できるアナウンサーが必要になり、レギュラー番組を持っていなかった福留さんが抜擢。
人気番組となり、福留さんの司会は評価され1986年には第23回ギャラクシー賞・選奨を受賞。
参加資格がなかった高校生か「アメリカ横断ウルトラクイズに参加したい」との手紙を多くもらい、福留さんが企画して『全国高等学校クイズ選手権』が誕生しました。

1988年からは『ズームイン!!朝!』の第2代総合司会にも就任。福留さんの時代に番組の視聴率は20％を超えました。
1991年3月、49歳の時に日本テレビを退社しフリーアナウンサーに転身。
フリーになった後も『ズームイン!!朝!』には出演し、1998年8月まで出演しました。
1991年10月からはTBSの情報番組『ブロードキャスター』の男性メインキャスターに就任。2008年9月の番組終了まで17年間出演しました。

妻や子供

福留さんは既婚者で子供は娘が2人います。
長女は日本テレビに入社し編成局に所属していたといます。