山西惇の学歴・経歴・生い立ち〔大学 高校 中学校 小学校〕

ドラマ「相棒」で「暇か?」声をかける角田課長役で知られる俳優の山西惇さん。
大学時代に生瀬勝久さんを知り合ったことがきっかけで俳優の道に進みました。
この記事では山西惇さんの学歴、経歴、生い立ちについて紹介しています。

山西惇の経歴・プロフィール

山西惇の小学校

山西惇さんの出身小学校は 京都聖母学院小学校

京都府京都市出身。本名は畑中敦史。
父親の職業は建築家。両親は学生時代に演劇をやっていて知り合ったといいます。

小学校は京都府京都市伏見区深草田谷町にある私立の京都聖母学院小学校に入学。
カトリック精神に基づいた厳しい教育をしている学校で、地元では名門小学校として知られており、出身者には俳優の田畑智子さん、泉里香さんなどがいます。
小学生の頃には昼休みにものまねをするなどクラスの人気者で、児童会長も務めました。
勉強も好きで、分からなかった問題が解けるようになるとゲーム感覚で楽しかったといいます。
小学4年生からは塾に通い、「中学受験がしたい」と両親に自ら切り出したそうです。

山西惇の中学校 超進学校

山西惇さんの出身中学校は 東大寺学園中学校・東大寺学園高校

奈良県奈良市山陵町にある私立の男子校。
中学校の偏差値は73、高校の偏差値は78で、西日本でトップクラスの進学校です。
中学、高校は併設型でしたが、2024年度から高校の生徒募集は停止され、完全中高一貫制になっています。
出身者には映画監督の高橋伴明さん、テレビリポーターの所太郎さんなどがいます。

進学校に合格しましたが、入学すると通っていた塾で張り出されてい成績上位者ばかりで、一生懸命に勉強しても平均点に届かなかったといいます。
中学時代はサッカー部に所属。
勉強に挫折し、子供の頃は好きだった勉強が嫌いになった時期もあり、息抜きに音楽を聞き始め、高校時代には系音楽部に所属しロックバンドを結成。
山西さんはボーカルを担当し、文化祭では演奏を披露しています。
また、自主映画を作り、これも文化祭で公開しました。
高校2年生から本格的に受験勉強に取り組んだといいます。

山西惇の大学 学生劇団に入団

山西惇さんの出身大学は 京都大学 工学部 (偏差値68)

京都府京都市左京区吉田本町にある国立大学。
出身者には俳優の辰巳琢郎さん、お笑いコンビ・ロザンの宇治原史規さんなどがいます。
大学では石油化学を専攻。クラスの女子は1人だけだったといいます。

大学入学後にチラシをもらって見た芝居に衝撃を受け、「俺のやりたいことが全部つまってる！」と京都大学の学生劇団が母体で辰巳琢郎さんが座長を務めていた「劇団そとばこまち」に入団。
同志社大学の学生劇団に所属していましたが、辰巳さんがスカウトして入団した2歳年上の生瀬勝久さんも所属していました。
熱心に劇団で活動しながら授業にも出ていましたが、2年生の時にドイツ語を落とし留年。

就職活動では先輩にマスコミ志望が多かったことから、山西さんも何も考えず受けました不合格になり、教授の推薦で石油化学系の会社に就職しました。

山西惇の学歴

会社を退職し俳優デビュー

就職した会社は合成潤滑油の企業で、研究職の仕事に就いていましたが、2年目に劇団で親交の深かった生瀬勝久さんが「劇団そとばこまち」の座長になったことから、どうしても一緒にやりたくなり週末や就業後に舞台に参加。

その後、舞台の上演と会社でのハワイ研修の時期が重なり、生瀬さんの

『食うくらいなら、なんとかなるで』

の言葉もあり、会社を退職し俳優に専念しました。
生瀬さんも同志社大学を卒業する時、就職の内定を入社直前に蹴って芝居を選んでいました。

「相棒」のきっかけは生瀬勝久

会社を退職後、生瀬さんと共にに二人三脚で数々の舞台作品を作り上げ、2001年に揃って「 そとばこまち」退団。
生瀬さんは1997年に明石家さんまさん主演のコメディー『恋のバカンス』（日本テレビ）に出演。
同番組を担当していた脚本家と演出家がドラマ『相棒』でもコンビを組み、生瀬さんの2人を紹介してもらったことが縁で、『相棒』の角田係長に抜擢されたといいます。
初出演は2000年で、37歳の時でした。

以降は、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍し、京都大学卒業の学歴を買われ、クイズ番組にも出演しています。

結婚や妻、子供

山西惇さんは2009年、46歳の時に結婚。
妻は19歳年下の一般女性で、職業はスタイリストだったといわれています。
子供は娘が3人と息子が1人の4人で、2019年には、

『長女が小学4年、長男が小学2年、次女は幼稚園年長組、三女は年中組』

と話しています。